ローソンでコーヒー豆が買えるって知ってました?実はローソンのマチカフェで使われている本格コーヒー豆が店頭で購入できるんです!2021年2月から販売が始まり、自宅でもあの味わいを楽しめると話題になっています。
しかし、全店舗で取り扱っているわけではなく、購入方法もちょっと特殊。この記事では、ローソンのコーヒー豆の基本情報から購入方法、自宅での楽しみ方まで、コーヒー好きなあなたに役立つ情報をまとめました。他コンビニとの比較も交えながら、ローソンコーヒー豆の魅力をお伝えします。
記事のポイント!
- ローソンのコーヒー豆の種類、価格、特徴について知ることができる
- ローソンでのコーヒー豆の購入方法と注意点がわかる
- 自宅でマチカフェの味を再現するコツと必要な道具がわかる
- 他コンビニコーヒーとの違いやコスパについて理解できる
ローソンのコーヒー豆について知っておくべき基本情報
- ローソンのコーヒー豆は2021年2月から販売開始
- ローソンのコーヒー豆の価格は250gで1,110円〜1,500円
- ローソンのコーヒー豆はマチカフェと同じ豆を使用
- ローソンのコーヒー豆はアラビカ種のブレンドで高品質
- ローソンのコーヒー豆はホットコーヒー用とラテ・アイス用の2種類が存在
- ローソンのコーヒー豆は粉ではなく豆の状態での販売が特徴
ローソンのコーヒー豆は2021年2月から販売開始
ローソンのコーヒー豆販売は、比較的新しいサービスです。独自調査の結果、2021年2月16日から正式に販売が開始されたことがわかりました。マチカフェ10周年を記念して、「おうちでもマチカフェ自慢のコーヒーを楽しんでもらえるように」という思いから、店舗で提供している「ホットコーヒー用豆」の販売がスタートしました。
当初は「マチカフェ ホットコーヒー用豆 250g」として販売され、税込900円でした。しかし現在は価格改定され、ローソン標準価格で1,500円(税込)となっています。物価高騰の影響もあるのでしょう。
販売開始当初は、「おうちで過ごす時間が多くなって『おうちでもマチカフェを楽しみたい』という多くのご要望から」という背景がありました。コロナ禍の外出自粛期間中に生まれたサービスだったんですね。
現在では多くのコーヒー好きから支持され、ローソンを利用する際のチェックポイントとなっています。ただし、後述するように全店舗で取り扱っているわけではないため、見つけたら即購入を検討してみるといいでしょう。
コーヒー豆の世界では新参者ですが、コンビニの中では早い段階からコーヒー豆の販売に踏み切ったローソン。その先見性は評価できます。
ローソンのコーヒー豆の価格は250gで1,110円〜1,500円
ローソンのコーヒー豆の価格は、調査した情報によると店舗や時期によって若干の違いがあるようです。現在の基本価格は以下の通りです:
- ホットコーヒー用豆(250g):1,500円(税込)※ローソン標準価格
しかし、実際の店頭価格は1,110円〜1,200円程度で販売されている場合もあります。これは店舗によって価格設定が異なるためと考えられます。
コーヒー豆250gで約何杯分のコーヒーが楽しめるかというと、1杯あたり10gの豆を使用すると仮定すると、約25杯分になります。店頭でコーヒー(S)を購入すると140円(税込)なので、単純計算では次のようになります:
購入方法 | 内容量 | 価格 | 1杯あたりの価格 |
---|---|---|---|
コーヒー(S) | 160ml | 140円 | 140円 |
コーヒー豆 | 250g(約25杯分) | 1,500円 | 約60円 |
つまり、コーヒー豆を購入して自宅で淹れると、店頭で買うよりも1杯あたり約80円お得になる計算です。コーヒーを日常的に飲む方にとっては、かなりの節約になりますね。
もし低価格で購入できる店舗を見つけたら、さらにお得です。ローソン函館中島店では1,110円(税込)で販売されていたとの情報もありますので、お近くのローソンでチェックしてみる価値はあります。
ローソンのコーヒー豆はマチカフェと同じ豆を使用
ローソンのコーヒー豆の最大の魅力は、店頭のマチカフェで提供されているものと全く同じ豆を使用していることです。つまり、あの気軽に買えるのに本格的な味わいのコーヒーを、自宅でも楽しめるということになります。
マチカフェのコーヒーといえば、コンビニコーヒーの中でも評価が高く、エスプレッソ抽出による深みのある味わいが特徴です。その味の秘密が、このコーヒー豆にあったのです。
パッケージはシンプルで、本来は「店舗で提供するコーヒーのための豆」であることが伺えます。このため、一般的なコーヒー豆のように派手なパッケージではなく、必要最低限の情報のみが記載されています。
ローソンは豆の品質管理にもこだわっており、「すべて指定された農園や生産地域で栽培・収穫されたアラビカ種」を使用。「顔の見えるコーヒー」をコンセプトに、安全性と品質を重視しています。
興味深いのは、マチカフェのコーヒーは「毎年、収穫した豆に合わせて配合を変えるオリジナルブレンド」だということ。コーヒー豆は農作物なので、その年の気候や条件によって味が変わります。ローソンはそれに合わせて、常にベストな味わいになるようブレンドを調整しているのです。この点もローソンコーヒーの品質の高さを物語っています。

ローソンのコーヒー豆はアラビカ種のブレンドで高品質
ローソンで販売されているコーヒー豆は、すべて高品質なアラビカ種を使用したブレンドコーヒーです。アラビカ種は、コーヒーの主要な品種の一つで、風味が豊かで酸味があり、高級コーヒーに多く使われています。
ホットコーヒー用豆には、以下の豆がブレンドされています:
- ブラジル産:まろやかな味わいのベース
- コロンビア産:バランスの良い風味
- タンザニア産:フルーティーな酸味
- グアテマラ産:香り高い特徴
これらが絶妙にブレンドされ、ローソンらしい味わいを作り出しています。独自の「アフターミックス製法」が採用されており、これは各豆の特性を活かすために、豆ごとに最適な焙煎を行ってから後でブレンドする方法です。
製造しているメーカーは、株式会社ユニカフェ。これはUCCホールディングスの子会社で、コーヒー業界では信頼のあるメーカーです。
実際に開封してみると、豆からは香ばしい香りが立ち上り、見た目からも薄皮(シルバースキン)が丁寧に除去されていることがわかります。これは品質の良いコーヒー豆の証拠で、ミルで挽いたときに白いカスが少ないという特徴につながります。
ドリップを始めると、お湯を注いだ瞬間に豆が膨らみ始め、プクプクと泡が出るのが見られます。これも新鮮な豆の証拠で、素人でも美味しいコーヒーが出来上がる予感がするポイントです。
ローソンのコーヒー豆はホットコーヒー用とラテ・アイス用の2種類が存在
ローソンのコーヒー豆は、用途によって2種類が販売されています。「ホットコーヒー用豆」と「ラテ・アイス用豆」です。これはマチカフェのメニューに合わせた分類となっています。
「ホットコーヒー用豆」は、その名の通りホットコーヒーに適した焙煎度合いとブレンドになっています。ブラジル・コロンビア・タンザニア・グアテマラの指定農園の豆をブレンドし、熟成されたブラジルのまろやかな味わいをベースに、柑橘系の酸味や豊かなコクが特徴です。
一方、「ラテ・アイス用豆」はカフェラテやアイスコーヒーに適した特性を持ち、ホットコーヒー用とは異なるブレンド比率になっています。こちらの詳細な豆の産地などの情報は少ないのですが、ミルクとの相性や冷やしても美味しく飲める特性が考慮されているものと思われます。
それぞれの特徴を理解して、自分の好みや用途に合わせて選ぶことをおすすめします。例えば、普段からブラックのホットコーヒーをよく飲む方は「ホットコーヒー用豆」、ミルクを入れたり冷たいコーヒーを好む方は「ラテ・アイス用豆」が適しているでしょう。
興味があれば両方購入して飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。味の違いを発見することで、コーヒーをより深く楽しむきっかけにもなります。
両方購入したという口コミによると、それぞれに特徴があり、飲み比べるとコーヒーの奥深さを感じられるとのことです。
ローソンのコーヒー豆は粉ではなく豆の状態での販売が特徴
ローソンのコーヒー豆の大きな特徴として、挽いていない「豆」の状態でのみ販売されていることが挙げられます。これは他のコーヒーロースターのように店頭で豆を挽くサービスも行っていないため、購入後は自分で挽く必要があります。
この点は、コーヒー初心者や自宅にミルを持っていない方にとっては少々ハードルが高いかもしれません。しかし、コーヒー豆を挽きたての状態で使用することで、よりフレッシュな香りと風味を楽しめるというメリットがあります。
コーヒー豆は挽いた瞬間から酸化が始まり、香りや風味が失われていくため、プロのコーヒーショップでは「挽きたて」が基本です。そういった意味では、ローソンのこだわりの表れとも言えるでしょう。
自宅でローソンのコーヒー豆を楽しむためには、以下の道具が必要になります:
- コーヒーミル(手動または電動)
- ドリッパー
- コーヒーフィルター
- ケトル
これらは百均でも基本的なものは揃えられますので、初期投資はそれほど大きくありません。手動ミルなら2,000円程度から、電動ミルでも5,000円程度から購入可能です。
コーヒー豆から淹れるコーヒーは少し手間がかかりますが、その分だけ満足度の高い一杯となることでしょう。コーヒーを淹れる時間そのものを楽しむという新たな趣味が見つかるかもしれません。
ローソンのコーヒー豆を購入して楽しむための情報
- ローソンのコーヒー豆の購入方法はレジで直接注文が基本
- ローソンのコーヒー豆は全店舗での取り扱いではないので注意
- ローソンのコーヒー豆を自宅で淹れるにはミルが必須
- ローソンのコーヒー豆は自宅でマチカフェの味を再現可能
- ローソンのコーヒー豆の1杯当たりの価格は店頭より安いのがメリット
- ローソンのコーヒー豆と他コンビニのコーヒー豆の違いを比較
- まとめ:ローソンのコーヒー豆は自宅で本格コーヒーを楽しみたい人の味方
ローソンのコーヒー豆の購入方法はレジで直接注文が基本
ローソンでコーヒー豆を購入する際の基本的な方法は、店頭のレジで直接注文することです。コーヒー豆は通常の商品棚には陳列されておらず、たばこのように店員さんに直接リクエストする必要があります。
具体的な購入手順は以下の通りです:
- レジに行き、店員さんに「コーヒー豆をください」と伝える
- 必要に応じて「ホットコーヒー用」か「ラテ・アイス用」かを指定する
- 店員さんがバックヤードから商品を持ってくるのを待つ
- 会計を済ませる
注意点として、コーヒー豆の販売がまだ一般的ではないため、店員さんが戸惑うケースも報告されています。「え、豆……ですか?」「あれって売っていいんでしたっけ?」といった反応があることも。そのような場合は、「マチカフェのコーヒー豆を販売していると聞いたのですが」と補足するとスムーズかもしれません。
また、在庫を切らしてしまうと店舗ではコーヒーの提供ができなくなるため、一度に大量購入したい場合は事前に店舗に相談することが推奨されています。特に繁忙期や人気店舗では、本来の用途であるマチカフェ提供用の在庫確保が優先される可能性があります。
ローソンのコーヒー豆はオンラインショップでの販売はないようですので、店舗での直接購入が唯一の入手方法となっています。ローソンアプリを使って在庫確認ができるという情報もありますが、コーヒー豆に関しては確実ではないようです。
ローソンのコーヒー豆は全店舗での取り扱いではないので注意
ローソンのコーヒー豆は残念ながら、全店舗で取り扱いがあるわけではありません。これは購入を検討する際の大きな注意点です。
独自調査の結果、コーヒー豆の取り扱いは店舗や地域によってまちまちであることがわかりました。例えば、ある方の体験によると、何軒かローソンを回ってようやく中島廉売のローソンで見つけたというケースもあります。
取り扱いがない理由としては以下が考えられます:
- マチカフェ自体を設置していない店舗がある
- 店舗の規模や立地による商品構成の違い
- 需要の少ない地域では在庫を置かない方針
最近のローソンの公式情報には「店舗、地域によりお取扱いのない場合がございます」と明記されているため、探している方は事前に電話確認するか、複数店舗を回ってみる必要があるでしょう。
また、「ローソン標準価格」と記載されていることから、フランチャイズチェーン本部として各店舗に対し推奨する売価であり、実際の販売価格や取り扱い有無は各店舗の判断に委ねられていることがわかります。
コーヒー豆を確実に購入したい場合は、大型店舗や都市部の店舗、特にマチカフェの設備が充実している店舗を優先的に探してみることをおすすめします。また、見つけた際にはまとめ買いも検討しておくと良いでしょう。
ナチュラルローソンでは、通常のローソンとは異なるコーヒー関連商品(例:コーヒービーンズ カフェラテチョコレート)も扱っていますが、マチカフェのコーヒー豆については同様の取り扱い状況と考えられます。
ローソンのコーヒー豆を自宅で淹れるにはミルが必須
ローソンのコーヒー豆を自宅で楽しむためには、コーヒーミルが必須アイテムとなります。前述のとおり、ローソンのコーヒー豆は挽いていない豆の状態でのみ販売されており、店舗で挽いてもらうサービスもありません。
コーヒーミルには大きく分けて手動タイプと電動タイプがあります:
手動ミル
- メリット:価格が安い(2,000円〜)、電源不要、静か、挽き具合を自分で調整しやすい
- デメリット:労力が必要、大量に挽くのは大変、均一に挽くには慣れが必要
電動ミル
- メリット:簡単、均一に挽ける、短時間で大量に挽ける
- デメリット:価格が高い(5,000円〜)、音が大きい、掃除が手間
初心者の方には、価格と使いやすさを考慮すると、まずは安価な手動ミルから始めるのがおすすめです。コーヒーミル以外にも、ドリッパー、フィルター、ケトル、スケールなどの道具が必要になりますが、これらは百均でも基本的なものは揃います。
コーヒー豆の挽き方も重要なポイントです。一般的なドリップコーヒー用には中細挽きが適していますが、抽出時間や好みの味によって調整していくといいでしょう。細かすぎると苦味が強くなり、粗すぎると水っぽくなる傾向があります。
初めは失敗もあるかもしれませんが、自分好みの挽き方や抽出方法を見つけていく過程も、コーヒーを淹れる楽しみの一つです。少しずつ調整しながら、自分だけの「マイマチカフェ」スタイルを確立していってください。
また、一度に使う分だけを挽くのがベストです。挽いた後のコーヒー豆は酸化が進みやすく、風味が落ちていくためです。豆の状態で保存し、飲む直前に挽くことで、いつでも挽きたての風味を楽しめます。

ローソンのコーヒー豆は自宅でマチカフェの味を再現可能
ローソンのコーヒー豆を使えば、自宅でもマチカフェの味を再現することが可能です。同じ豆を使用しているため、基本的な風味や特徴は維持されています。しかし、完全に同じ味にするには抽出方法にも注意が必要です。
マチカフェのコーヒーは「エスプレッソ抽出」という方法を採用しています。これは高圧をかけて短時間で濃いコーヒーを抽出し、そこにお湯を加えるアメリカーノスタイルの提供方法です。一方、家庭では一般的にドリップ方式で淹れることが多いため、同じ豆でも味わいに違いが生じることがあります。
実際にローソンの豆を使って自宅で淹れたコーヒーと、店舗で購入したコーヒーを飲み比べた方の感想によると、「まったくの別物であった」との報告も。具体的には、「店舗のコーヒーの方がはるかに味が濃くてコクがあり、自分で淹れた時は一切感じられなかったキレがある」とのことです。
これは抽出方法の違いによるもので、豆の品質に問題があるわけではありません。むしろ、「ローソンのコーヒー豆は旨い。だが、それ以上にローソンのコーヒーマシンが優秀だった」という評価です。
自宅でよりマチカフェに近い味を再現したい場合は、以下のポイントを意識するといいでしょう:
- 挽き方を少し細めにする(エスプレッソには及ばないものの)
- 抽出時間を短めにする
- 水温は90〜92度程度に保つ
- 少し濃いめに淹れる
また、マチカフェの味に完全に一致させることにこだわらず、自宅ならではの「マイマチカフェスタイル」を楽しむという視点も大切です。同じ豆でも、抽出方法によって異なる魅力を引き出せるのもコーヒーの面白さです。
ローソンのコーヒー豆の1杯当たりの価格は店頭より安いのがメリット
ローソンのコーヒー豆を購入して自宅で淹れるメリットの一つが、コスト面での優位性です。実際に計算してみると、1杯あたりの価格が大幅に安くなることがわかります。
以下に、店頭購入と自宅で淹れた場合の価格比較を行います:
購入方法 | 内容量 | 価格(税込) | 1杯あたりの価格 |
---|---|---|---|
コーヒー(S) | 160ml | 140円 | 140円 |
コーヒー豆 | 250g | 1,500円 | 約60円(10g使用時) |
コーヒー豆250gで約25杯分のコーヒーが淹れられるとすると(1杯あたり10g使用)、1杯あたりの価格は約60円となります。店頭でSサイズを購入する場合の140円と比較すると、約80円も安く済むことになります。
毎日1杯飲むと仮定すると、月に約2,400円の節約になる計算です。年間では約29,000円もの差額が生まれます。コーヒーを1日に複数杯飲む方なら、さらに大きな節約になるでしょう。
もちろん、最初にコーヒーミルなどの道具を揃える初期投資は必要ですが、それも数ヶ月で元が取れる計算になります。さらに、実際の店舗では1,110円程度で販売されているケースもあり、その場合はさらにコストパフォーマンスが向上します。
また、店頭で買うコーヒーは持ち運ぶ際にこぼれる心配もありますが、自宅で淹れればマイカップで安全に楽しめます。環境にも優しく、紙コップの廃棄も減らせます。
コスト面だけでなく、自分の好みの濃さや量に調整できる点も自宅で淹れるメリットです。少量でも、大量でも、自分のペースで楽しめるのは大きな魅力といえるでしょう。
ローソンのコーヒー豆と他コンビニのコーヒー豆の違いを比較
コンビニコーヒーは各社が力を入れている分野ですが、コーヒー豆の販売という点ではローソンが先行しています。ここでは、ローソンのコーヒー豆と、他のコンビニコーヒーとの違いを比較してみましょう。
まず、主要コンビニのコーヒー自体の特徴を見てみます:
コンビニ | 抽出方法 | 味の特徴 | コーヒー豆販売 |
---|---|---|---|
ローソン | エスプレッソ抽出 | 深煎りでスッキリした後味、コクあり | あり(ホット用/ラテ・アイス用) |
セブンイレブン | 挽きたてドリップ | 深入り、ナッツ系の風味、バランス良好 | なし |
ファミリーマート | エスプレッソ抽出 | 柑橘系の風味、やや薄め | なし |
セブンイレブンのコーヒーは注文時に豆から挽き始めるスタイルで、挽きたての香りが楽しめます。味わいはナッツのような香ばしさが特徴で、冷めても美味しいと評価されています。一方、ファミリーマートはローソンと同じくエスプレッソ抽出式ですが、やや酸味が強く、柑橘系の爽やかさが特徴です。
ローソンの特徴は、深煎りながらもスッキリとした後味で、バランスの取れた味わいです。エスプレッソ感が強く、コクがあるのが特徴で、かなり熱めの提供というのも特徴の一つです。
コーヒー豆の販売という観点では、現時点で一般向けに販売しているのはローソンのみのようです。セブンイレブンとファミリーマートは、店舗で使用している豆の一般販売は行っていません。
また、ローソンはカフェインレスコーヒーの提供も行っており、メニューのバリエーションも豊富です。このように、コーヒーに対する取り組みの幅広さが、豆の販売にもつながっていると考えられます。
品質面では、ローソンのコーヒー豆は指定農園のアラビカ種を使用し、「アフターミックス製法」という手間のかかる方法でブレンドされています。これは大量生産のコンビニコーヒーとしては、かなり本格的な取り組みと言えるでしょう。
まとめ:ローソンのコーヒー豆は自宅で本格コーヒーを楽しみたい人の味方
最後に記事のポイントをまとめます。
- ローソンのコーヒー豆は2021年2月からマチカフェ10周年を記念して販売開始された
- 250gで1,110円〜1,500円と店舗によって価格差がある
- マチカフェと同じ豆を使用しており、本格的な味わいが楽しめる
- 豆はブラジル・コロンビア・タンザニア・グアテマラの指定農園のアラビカ種
- ホットコーヒー用とラテ・アイス用の2種類があり、用途に合わせて選べる
- 豆の状態でのみ販売されており、自宅で使用するにはミルが必要
- レジで直接「コーヒー豆をください」と注文する方式で購入できる
- 全店舗で取り扱いがあるわけではなく、店舗によっては販売していない
- 自宅で淹れる場合はドリップ方式になるため、店頭とは味わいが若干異なる
- 1杯あたりの価格は約60円と店頭購入より大幅に安くなる
- 他のコンビニではコーヒー豆の一般販売を行っていないため、ローソン独自のサービス
- コーヒー好きの間では品質の高さと価格のバランスが評価されている
- マイカップで自分好みの濃さや量に調整できる自由度も魅力的